やがては海外の大学に

近頃は女性が大学に進学するのが一般的になってきました。
中学までは義務教育で、誰もが教育を受けることが出来ます。
その後、高校への進学は裕福な家庭の子が中心で、多くの子供は中学を卒業と同時に働きに出る時代がありました。
それから教育への考えが深まり、やがては高校進学までが義務教育のように当たり前になり、今では中学卒業で就職をする人はごく僅かになりました。

それでも男性と女性では違いがあり、女性に学問は必要ないと考える人が多く、高等教育は嫁入り道具の一つと考えられ学業よりも家庭におさまった時に役に立つようなことを取り入れている高校などが好まれる時代がありました。
高校進学までが当たり前になってきたら、今度は大学進学までが一般的になりました。
それでも男性は大学、女性は短大というのが多かったように思います。
まだまだ女性に学問が必要とは認められない時代でした。

それが今の時代では、女性が大学進学が普通になってきて、女性の大学進学率は増えてきています。
大学の選択の仕方は昔と違い、本人が行きたい大学が自由に選べるような時代になったこともあると思います。
それでも学問や自分が学びたいこと、勉強したいことを目的に選ぶ人は少なく、大学に入ることが目的なってしまい、自分の学力で入れる大学を選んでしまう人が多いのが現状です。
もう少し時代が進めば、女性もしっかりとした目的を持って、将来のために大学を選択するように考える人が今よりももっと増えることだと思います。
その頃には世界はもっと身近なものになり、国内の大学進学から海外の大学進学率が上がるかもしれません。
これからの女性にはそれだけのパワーもありますし、能力もあると思います。